寄り洲を形成し、
川の形と流れに変化を与える
「バーブ工」
「バーブ工」という名前を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。
バーブ(barb)とは、辞書によると「(矢じり・釣り針の)あご、かかり、戻り、さかとげ」を意味する英単語です。「バーブ工」は、川の流れに対して、河岸から上流側に向けて突き出して設置する、高さの低い水制の一種で、流れに運ばれてくる砂を溜めて寄り洲を形成することを目的とした河川工法です。
バーブ研究会にて,北米のバーブ工法と日本のバーブ工法の機能整理を行いました.日本のバーブ工法は,北米のバーブ工法が湾曲部外岸の河岸浸食防止のための工法であるのに対し,低く設置し,流れに影響を与え,土砂を捕捉して河川地形をコントロールすることを目的とした工法です.
バーブ工法に関する技術情報(講演資料・技術情報ダウンロード)より